テレビでもよく紹介されるスーパーフード「キヌア」とは、
一体どんな食材なのか?何がすごいのか?
キヌアの栄養から効果・効能まで、詳しく調べてみたのでご紹介します。
スーパーフードで人気のキヌアとは?
小さい白ゴマのような見た目のキヌアは、ヒエやアワと同じ分類の「雑穀」です。
主にペルーやボリビアで作られており、生産量の9割が南米産となっています。
日本では、テレビでの紹介数が増えた2015年から人気に火がつきましたが、
世界的には、数十年前もから注目され、人気も年々上昇している状況です。
国際連合(国連)では、キヌアの優れた栄養に注目し、
2013年を「国際キヌア年」と定め、世界的な普及にも力を入れています。
また、NASAでは、宇宙に持っていく食材の候補に上げているなど、
キヌアの栄養価の高さは、世界トップクラスといっても過言ではなさそうです。
では実際に、どれだけすごい栄養がつまっているのか?
カロリーはどれくらいあるのか?チェックしていきたいと思います。
キヌアの栄養とカロリーは?
キヌアの100gあたりのカロリーは、約323kcalとなっています。
白米と比べると、カロリーはマイナス約33kcal、
数字だけで見れば、若干カロリーオフできる、といった感じでしょうか。
次に、100gあたりに含まれる主な栄養を見てみましょう。
たんぱく質13.4g、食物繊維4.8g、カルシウム35.8mg、鉄4.5mg
この数字だけ見てもよくわからないと思うので、白米と比べてみました。
すると、キヌアは白米に比べ、
たんぱく質は約2倍、
食物繊維とカルシウムは約6倍、
鉄分は約9倍!も多く含まれていることがわかりました。
この飛び抜けた含有量が、スーパーフードと言われる証でもあり、
世界的におすすめされる理由なんでしょうね。
この他にもキヌアには、必須アミノ酸、葉酸、亜鉛、フェトエストロゲンなど、
女性の美容と健康をサポートするような成分も含まれています。
キヌアの効果・効能は?
キヌアの効果・効能といえば「ダイエット効果」が有名です。
これは、GI値が低い食品であること、炊くと2倍以上に膨れること、
タンパク質や食物繊維など、痩せ体質になれる栄養が多く含まれているためです。
NHKのテレビ番組「あさイチ」の情報によれば、
キヌアを1日20g食べ続けると、コレステロールや中性脂肪を減らすことができる、
という研究結果もあるとのこと。
世界の歌姫ビヨンセもキヌアダイエットに成功しており、
美しく痩せられるダイエット食材のイメージが定着しつつあります。
しかし、キヌアの効果・効能はダイエットだけじゃありません。
便秘改善、貧血の改善・予防、美肌作用、アレルギー症状の緩和、
ストレスの緩和、更年期障害の改善など。
女性ホルモンに似た成分「フェトエストロゲン」を含んでいるため、
こうした女性に嬉しい働きもたくさんあります。
キヌアは、女性の味方といえるスーパーフードなのです。
最近では、一部のスーパーでも買えるようになってきましたが、
近くで売っていない場合は、通販がおすすめです。
あなたの食事にも、1日20gのキヌアを取り入れてみてはいかがでしょうか?
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